我が家のケース④
主人の実家は新家です
菩提寺もありませんし、仏壇もお墓もありません
これは、私の実家の話ですが
私の父は長男、おじいちゃんも長男でしたので、仏壇もお墓もありました
父も祖父も他界していますので、寺や墓に関することは現在は母がしています
父には既婚の弟が2人いるのですが、上の叔父さんには子供はなく、下の叔父さんには息子が2人
でも、下の叔父さんも寺や墓に関することにはノータッチです
私は姉と2人姉妹、私は嫁いでいて、姉は未婚、、、
母がいるうちは、このままなんとかなるでしょうが、その後は??
同じような境遇のお宅はきっと少なくありませんよね
仏壇やお墓は大切だと思いますが、代々のものを守っていくのさえ、現代では難しい問題です
ましてや、新しく仏壇やお墓を購入するなんて、ちょっと考えられませんよね
義母の葬儀が発生したことにより、我が家は親戚のお寺の『護寺会』に入り、実質の檀家になりました
親戚のお寺が良心的であって、本当に良かったと思っています
このお寺は敷地内に墓地があり、良く見る墓石が並んでいるのとともに、『納骨堂』と『惣骨堂』がありました
『納骨堂』はそれ程大きくはない塔に、遺骨をおさめていただくもの
『惣骨堂』は共同墓地のような形式で、手のひらよりも少し大きいサイズの石板に法名や俗名(生前の名前)、命日などを彫ってもらったものを掲示してもらえます
何人かが、いわば同居していますし、お寺の敷地内にありますので、いつでもどなたかがお花を供えてくれていて、それに甘えてしまうのですが
草がボウボウに生えて、お供え物もなく、手入れができていない お墓を想像しなくて良く、義母のお墓には、いつもお花がある、、と思えるのは本当に有難いです
お墓のかたちも時代とともに変化していくのは当然のことです
これからも、どんどん新しいかたちのお墓ができていくのでしょうね
自分が亡くなったとしたら
お墓参りに来ない家族を恨めしく思うかな
そうは思わない気がしますが、草ボウボウのお墓に入れられるのなら、初めから違うかたちで埋葬してほしいものですよね
新しいお墓のかたちにもアンテナを高くしておきたいです
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