わたし的 お葬儀 ~お金をかけない葬儀のかたち~

安価な葬儀を目指すあなたへのアドバイス

続・我が家のケース③

2年前に義母が亡くなって一人暮らしになった義父は、とにかく家の中の不要な物を片付け始めました

物に執着がないタイプだったのでしょうね、家の中はどんどんと すっきり として、マメな人でしたので毎日の掃除も欠かすことなく、男の一人暮らしとは思えない程、家の中は綺麗でした

 

なので、自宅葬の提案を受けたとき

「できるな」と思いました

 

検死が終わり、枕経も終わる時間を見計らって葬儀屋さんが家に来てくれました

たった1人でやって来て、検死後で何も身につけていなかった義父に、とても手際よく白装束を着せてくださり、真っ白な布団に寝かせてくれました

枕元には焼香ができるように仏具を揃えて、、

 

彼女がテキパキと用意をしている間、私は頭の中で、まだ金額とか何も聞いていないけど、このままの流れで この葬儀屋さんに頼むことになるのだろうな、、とボンヤリと考えていました

 

好意的に考えれば、義父をちゃんと布団にも寝かせず、その横でお金の話をするなんて、なんとも人間味のない感じなので

まずは、故人をちゃんと安置してあげて、それから説明しますね

ってことだったのかな、とも思いますが

反対に考えると、もう後戻りできない空気になって「やはり別の葬儀屋さんにお願いします」なんて、とても言い出せない状況に持っていってるのだろうか、とも思えます

 

有難いことに

担当者の女性は、とても頭の回転が早くて安心して任せられる方でしたし

お値段も、大手の葬儀屋での価格からは考えられないくらい安価でしたので、その葬儀屋さんにお願いしましたが

あの時、提示された金額が予算と合わなかったなら、、お断りできたでしょうか

 

お寺の叔父からの紹介ではなく、とりあえず、、と電話した葬儀屋が、高額な価格設定をしているところだったら、どうなっていたのか

考えると、ゾッとします

 

 

家を見てもらい、リビング(LD)を式場にすることにしました

広さは15畳くらいでしょうか

担当者は、一旦会社に戻り、通夜の準備に必要な物を揃えて明日また来てくれるということになりました

 

親戚には、すぐに連絡し、お正月だったのが ここでは幸いして連絡がつかない親戚はありませんでした

まあ、親戚にとっては 正月早々、、、と思ったでしょうが

近くの親戚がすぐに何人か来てくれて、自宅のこの部屋で葬儀をすると話すと、式場作りに必要なスペースを確保するための片付けが すぐに始まりました

もう、住人のいない家となったので

ダイニングテーブルは庭に出し、親戚のおばちゃん達が物凄い勢いで必要のない(と思われる)物をゴミ袋に入れていきます

私は少々呆気にとられましたが、あの おばちゃん達の乱暴とも言える片付けがあったので、自宅葬の準備がスムーズに運んだと思います

 

その後、葬儀屋さんが今度は2人でやって来て

あっという間にリビングが式場へと早変わりしました

 

 

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